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平成20年度「第17回全国救急隊員シンポジウム」を開催するにあたり |
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熊本市消防局長 |
神原 節生 |
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平成21年1月29日(木)・30日(金)の2日間、「グランメッセ熊本」において、(財)救急振興財団との共催により「第17回全国救急隊員シンポジウム」を開催するにあたり、一言ご挨拶申し上げます。
本市は、「森の都」と呼ばれるような豊かな緑や清冽な地下水に恵まれるとともに、日本三名城に数えられる「熊本城」・「水前寺成趣園」など、歴史的遺産を数多く残す、人口67万人を擁する九州中央の拠点都市でございます。
また、平成23年には九州新幹線の全線開通を控え、近隣町との合併を推進するなど、政令指定都市の実現に向けた取り組みも着実に進めております。
本シンポジウムは、本市の重要事業の一つとして位置付け、昨年度から準備を進めてまいりました。
ご承知のとおり、わが国における救急業務は、国民の救命率向上のため、救急高度化を目指し、平成3年救急救命士制度の創設以来、プレホスピタルケアの高度化が急速に変貌する一方、少子高齢化社会の進展に伴い、国民生活における救急業務に対する期待は、今後ますます大きくなるものと予想されます。
このような状況を背景に、本シンポジウムでは、メインテーマに『集え・救急現場の声!救急隊員の未来像を熊本から』を掲げ、現場のあらゆる声を集結させ、救急隊員のあるべき未来像を探り、プレホスピタルケアと消防組織が今後連携して取り組むべき方向性を提言としてまとめ、関係機関に発信したいと企画いたしました。
最後になりましたが、開催にあたり、(財)救急振興財団をはじめ、多くの関係機関に御協力を賜りましたことに心より感謝いたしますとともに、皆様の御来熊をお待ち申し上げます。 |
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